2023年初夏クルーズ10日目は「平戸」
昨夜の「鷹島(阿翁港)」泊地は静穏そのもので、夜中に目覚めた時「ここはどこ?」と勘違いしたぐらい熟睡しました。そして、朝、集落の目覚ましミュージックが聞こえ、時計を見たら7時。その前の「呼子」泊地の睡眠不足を一気にリセットできました。
朝一番のジェネレーター起動は失敗でしたが、これに慣れてきたのでなんら慌てずメインエンジン起動させて、再度ジェネレーターのシーソースイッチを入れてドカンと一発起動させました。相変わらず、塩水水滴漏れは止まらず、フロントパネルを外して下板に溜まった塩水を拭き上げるのが日課になろうとしています。
原因についてはNYOCのM氏とメールでやり取りしたり、休日中のO氏からブログ掲載の写真を見てのアドバイスをもらっています。「平戸」にはベスト電器がありすが、テスターは売ってませんでした。第1ステージのゴールは「ハウステンボス」ですから、「後1日なんでこのまま、騙し騙し行ってしまいましょう!と腹を決めました。
「鷹島(阿翁港)」と「平戸」間はわずか15マイル、45分でついてしまいました。海況は2日続いてのベタ凪で、マリンVHFでは「門司海上保安」からの濃霧警報が対馬海峡に出されたと報じられています。確かに、こちらも霧が特に発生している様子が見て取れます。
反対側のヨットの人がもやいを取ってあげるよの合図です。見えている桟橋の右側に着けますと合図を返しました。わざわざヨットから降りきてくれました。「え!そんな」と思っていたら、カリフォルニアからの太平洋横断組の外国の方でした。彼らは日本人のヨットの方達と違って、ボート乗り人を区別扱いすることはありませんねからね。
「平戸」は何度も利用しているので見るべきところは全て観光してしまっています。昔ながらの魚屋さんがあったので、美味そうなアジがショーケースにあったのでそれを刺身にしてもらいました。昨年行って楽しい時間をすごしたメキシコ料理の「パンチョ」は閉店してしまいました。残念です。
NYOCニュースで私の航海をフォローしてくれてたらしく「Ka2」艇H氏からSメールが入り、「今日からハウステンボスにいます!是非ビールでも」の趣旨でした。これは楽しみですね。
これがあの「ジャパネットたかた」の創業店舗。創業の彼は平戸に訪れる団体観光客相手に宿泊先の宴会場に出向いて事前に撮った写真を売ったといいます。私はこの手の創業者の苦労話が好きです。
明日はいよいよ、2023年初夏クルーズ第1ステージのゴールとなる「ハウステンボス」に向かいます。
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