2023年初夏クルーズ4日目「対馬(島観光)」
今日は「厳原港」に艇を着けたまま終日観光する事にしています。この写真は「韓国遠望所」ですが、対馬に初めてくる私にとっての事前イメージはこの写真そのものでした。残念ながら、韓国(釜山)の街並みは見えませんでしたが、レンタカー屋さんからもらったパンフレットには夜の遠望所からの写真が載っており、それは房総半島越しに見える京浜工業地帯の夜景のようにはっきり、手に届く感覚の写真でした。グーグルマップを見ると、この場所からなら、2時間ぐらい、「HAPPY」(PONAM-35)で行けそうな気がします。入管、税関のアシスト役がいて事前に申請が受理されていれば船舶没収されず帰れるというなら、ぜひ挑戦したいです。
「厳原港」で見つけたこの看板にも頷けます。なにしろ「厳原港」には私の訪問時最大6隻の巡視艇が舫われていました。自衛隊の基地も空・陸で2ヶ所(1ヶ所は空自のレーダサイト分屯地)あります。「国防」の2文字が思わず浮かびました。
上記の3点連続写真は明日、次の泊地(浅茅湾長板浦港)に移動する際、通過する「万関橋」とその下の水道です。NYOC僚艇の「ジッポ」も一昨年に通過したはずです。私が見た時は潮が西→東で3ノットぐらいの流れでした。
その後、泊地予定している「長板浦港」の浮き桟橋を事前に見に行きました。この桟橋の利用にあたってはルールがあり、それを守らないとプレジャー艇利用絶対禁止(桟橋には使用禁止の看板あり)などという事態になりかねません。しっかりと「ジッポ」の体験報告会資料に基づき手続きを踏みました。具体的には明日、書きます。下の写真、右側の建物は「浅茅湾」内を走る村営渡海船の待合室です。
「おおっ、ここは良い所だ!」とちょっと小躍りしたところに正式な利用許諾の電話が入り、一件落着と相成りました。
対馬観光者なら誰もが行く「和多都美神社」です。神社としての謂れ、本殿の建築仕様等に魅力があるのではなく、海中に没していく鳥居の配列の妙が良いと思います。古から「神」は海からやってくるのですから、海に鳥居があっても不思議はないのですが、社殿はともかく鳥居の設置は遥か後世の事の様に思われました。そうなら、当地詫間町なら「浪打八幡神社」、仁尾町なら「賀茂神社」に海から続く鳥居が欲しい所ですが、いずれも目の前は埋め立ての地と化してしまい、可哀想です。
これは「対馬藩」が所有していた御用船の係船波止場、今ならマリーナ?でしょうか。スロットは6ヶ所、今は引き潮なんで剥き出し状態ですが、潮が満ちてそこに対馬藩の各種御用船が繋がれているシーンをイメージしてみてください。結構味わい深いですよ。それにしてもあの時代、浮き桟橋という発想はなかった様です。
1人航海なんで、居酒屋に出かけるには気がひけるので全て船内での飲食です。それを察して副長が色々食材を作ったり買ったりして冷凍庫、冷蔵庫に入れてくれたので食べ物は十分にあります。それらの賞味期限も考えねばならず、現状計画的な食生活を送っています。大好きな「鬼平犯科帳」(DVD全シリーズ持ってます!)を見ながら、ちびちびやっています。
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