こんなに大きなカタマラン、どう使う?
(HAPPY艇からの寄稿記事)
マリーナ2階レストラン「パルミエ」で、地元「浪打八幡神社」(注1)のランチミーティングがあった。私もこちらに移住して4年目に入って段々と地元の人々に馴染んできたのか、いろいろな地元行事に参加する機会が増えてきた。この「浪打八幡神社」でも事務局的役割を期待されている。とはいっても実際は食事会、境内掃除、寄附相談、旅行会の添乗員などなどNYOC事務局でやっていることとあまり変わらない。
この3年間、コロナ禍ではあったが、荘内半島地元エリアでは着々と観光宿泊に関する設備投資進んでいることを肌で感じる。一方で「仁尾町」と「詫間町」については過疎地認定がなされてしまった。私にとっての関心事は今尚「仁尾マリーナ」の活性化であることに変わりはないが、ここについては「パルミエ」新設招聘ぐらいしかできていない。
以前のホームポートであった「葉山マリーナ」の賑わいまでは到底無理としても、せめて「佐島マリーナ」での夏の賑わいぐらいに近づけたいと思っている。
「仁尾マリーナ」前の「大蔦島」、静かな内海面、クラブハウスだってそれほど悪くはないし、沖に出れば「荘内半島」巡り、「父母が浜」も含めての綺麗なサンセット等、本当に恵まれた環境を持つ地域である。それに引き換えマリーナ運用、賑やかさの演出はコロナ禍でいささか遅れをとってしまった感がある。
そんな思いがあるため、いつも海からのお客さんとなるビジター艇が気になる。NYOCメンバーとしても声がけさせてもらいが、来訪のタイミングを知るのが難しい。もちろん記事にしたら、NYOCニュースとして届けたいと思っている。
それにしても、このどでかいカタマラン、サイズは60?いや70fにでもなろうか? どのように使ってマリンライフを楽しんでいるのだろうか? ホームポートは何処なんであろうか? オーナーはどんな人?そんなことに思いが巡ってしまう。2023年はこうしたビジター艇の方々に積極的に声がけしたい。そして許されるなら、ビジター艇情報もニュースにしてメンバーに発信していきたい。これもコンテンツの充実、鮮度維持につながるはず。
以前マリーナの賑わい演出、情報発信等について諸々ハーバー支配人のN氏に話したことがあったが、「バナーリンクを貼るのは構わないが、それでも一言欲しい。一方でマリーナのHP内にNYOCバナーは貼れない。なぜならそれは特定メンバー優遇となり、当マリーナのメンバー平等のポリシーに反するからである。またプライバシー保護の観点から、メンバー、ビジターに関する情報開示はマリーナとしてはできない。何をやるにしてもても、本社、県等と協議、許可を取らねば動けない。どうしてもやりたいならメンバー同士で勝手にやる分には黙認する。その形にしてほしい」という内容の回答が返ってきた。
確かにこれはルール通りで、それも一見正しい方針、よってそれ以上の相談はN支配人には無理であろう。「仁尾マリーナ」と連携して、ビジター艇の来訪紹介をニュースにしたかったが残念しごく。
さて、今回の大型カタマランのビジター艇についてはオーナーと事前の話ができていない。よって艇名が分からないように写真に撮り、かつ船の型式、大きさにもあまり正確に言及しないように配慮した。後日、マナー違反の指摘をマリーナ、当該オーナーから受けないようにするためでもあるのだが、情報の取り扱いについて厳しい世の中になったものである。もちろん指摘されれば取り下げるつもりである。
注1)この地で暮らしてみると集落ごとに産土神があり、各自治会でそれぞれ神社委員が選ばれ、委員がリーダーとなって神社維持のための諸活動を支えている。仁尾地域(荘内半島西側)では「賀茂神社」、反対側の詫間(同東側)では「浪打八幡神社」が地域の総鎮守役を担っている。
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