2024年2月クルーズ2日目は、3年ぶりの「今治」です。
(HAPPY艇からの寄稿記事)
懸案のジェネレータ起動は専用バッテリーへの充電が昨日の航海でかなり進んだようで、一発で起動しました。これで、ジェネレータ駆動によるの各バッテリー(スラスター、メイン、アクセサリー、ジェネレータ用)への充電は問題なく進んでいることが確認できました。後は帰港して、陸電ケーブルを繋いでの24V、12V用の各充電器の性能を再度確認してオールクリアとなります。
さて、今日は朝から雨降りなんで、自転車を使っての島観光は即刻中止にしました。しかし、配達給油を受けたり、港のある「Aコープ」に忘れたコーヒーフィルター等を買いに行ったり、名物の芋菓子(芋けんぴ)を土産すべく出かけたりしたので、午前中があっという間に終わってしまいました。
13時、風は無かったですが雨降る中「岩城島」を出港して「今治」に向かいました。僚艇の「AO」が先般、今治港に入った記事をNYOCニュースで読んで、私も懐かしく行きたくなったのです。
途中の海路では雨霧で視程が悪く、レーダー画面と目視を繰り返しながら、本船航路を横断しました。今治沖は「来島海峡」を通過する本船が集まる場所なので用心が必要です。大型4隻とすれ違いましたが、霧の中からヌット現れる船影は少々幽霊船のようで不気味でしたね。
14時に今治港内にある「いまばり海の駅」に接岸しましたが、その時の雨の量はピーク、舫作業で雨中岸壁に飛び移った副長がびしょ濡れになってしまいました。カッパを着ての作業でしたが、フードが顔を覆ってしまい、結局フードを取り払って作業したので、頭は濡れ鼠状態になってしまいました。そんな苦労をしているにもかかわらず、桟橋に来てくれた職員からは「最初につけた巡視船の横ではなく、出来れば端に着け直して欲しい」の声がかかりました。理由は翌朝になって分かりました。陸に近い場所が通船の給油場所だったからです。
「岩城島」からわずか14マイルの距離ですが、視界が悪かったことや、着岸時は土砂降り、風も離しの風の中での作業となってしまい、繋ぎ終わった我々の姿はまるで荒天航海から戻ってきたような姿になってしまいました。
目の前にある「みなと交流センター」1階の事務所にて1,034円を払って手続きを完了。窓口の男性が粟島の旧海員養成学校の卒業だということで、ひとしきり話が続きました。気が付けば16時近くになってきましたが、夕闇が迫る中で雨が止み始めました。
夜は焼肉屋に出かけました。ネットで高評価でしたので「阿部商店」を選びました。
入って、これは若者向けの店、失敗したと思いました。店の女子店員からは「なんでこんな爺さんが、この店に来るの?」というオーラが出ていました。そして、この後連続して入ってくるお客も若い男女カップル、女子飲みの人たち、私のことをチラッと見ては「なぜ?」という視線が届きます。しかし、料理オーダーするとこれがばっちり、鮮度も良く、量もばっちり、そして締めのラーメン、焼き飯のメニューが豊富、本当にたらふく食べました。2人で飲み物入れて、丁度一万円、今治で焼肉を選択するなら推薦します。しかし、シニアがグループで大挙していくことは、明らかに珍しい客層なんで場違い感がたっぷりとなってしまいます。一応それを覚悟してお出かけください。
明日は。31マイル先の「仁尾マリーナ」の戻る予定です。
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