昨年お世話になった奄美大島(阿鉄)泊地からの情報です。
(事務局に奄美泊地のT夫妻からの連絡)
こんにちは、あまりの暑さで目の前の海岸には人影を久しくみていません。ジェットスキーも同様です。メンバー各位いかがお過ごしでしょうか?
さて台風6号情報が報道される様になって1週間、ようやくその進路が固まってきました。東進、西進、北進と予想が揺れましたが、結果は奄美→枕崎→熊本→五島列島(北進コース)となりました。「仁尾マリーナ」への影響も少なそうです。
昨年、「HAPPY」(ポーナム35)は「トカラ列島」探検クルーズと称して、奄美大島(阿鉄)を折り返し泊地として1週間過ごしていました。上記写真にある中央部の突先東側つけ根部分にしっかり固定されたカタマラン艇が係留されており、この艇に横抱き係船しました。
このエリアは海底の地質の関係からアンカーが抜けやすく、強風時には心許なくなります。この湾内にあらかじめ設置された係留ブイを設置者の承諾を得て使用する方が強風時は安全です。そんな安全な泊地の「奄美大島(阿鉄)」でお世話になったT氏夫人から今の状況(台風6号とそれに伴う大雨洪水)を象徴する写真が事務局に届きました。ご披露させていただきます。
この河川は普段は京都鴨川に沿って流れる「高瀬川」の様に山からの水が底の方を這うように流れる水路のような河川(よって名前もついていない)なのですが、山に降っている大雨を集めて一気に溢れんばかりにこんな状況になっています。先に見える橋の向こうが「阿鉄湾」の海です。この写真に添えられたメールは以下の通りでした。
「台風6号のおかげで、先週土曜日(7月29日)から当地はずっと暴風域、この週末(8月5日)からはさらに風が強くなってきています。今回はこの地域での停電、土砂崩れ(道路閉鎖)はないのですが、その代わり線状降水帯が長時間にわたり停滞しています。この雨の量はものすごく、拙宅の横を流れる河川に大量の土砂が流れ込んで川床が上がって、異常な水位となっています。どうやら奄美大島全体の河川がそのようになってしまった様です。本日、恐る恐る少し雨戸を開けて周囲状況を確認したところ、温水器のカバーが飛んでなくなっていました。また、定期船がこの1週間入港していないので、各スーパー、COOP古仁屋などは食料品が底をついています。地元の我々は、常に食糧の備蓄を冷凍庫で行なっているので、当面はこれを食べ繋ぐことで食生活には支障なく出来ています」
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