瀬戸内海寒中クルーズ「尾道(中央ビジターズバース)」1日目

(HAPPY艇よりの寄稿記事)
今年は年が明けてから時には雪が舞うほどの寒波襲来が続いている。負けてはならじと、意を決して2023年寒中クルーズと称し、「尾道(中央ビジターバース)」向かった。11時45分に「新居浜マリーナ」を出港、艇速25ノットで走らせた。「Windy」予報によると、本日から3日間は静穏となっている。「尾道」に向けての出港時間は12時45分としたが、これは潮止まり時間(14時03分)を見計らってのことである。尾道までは30マイル、14時に着いた。

メンバー各位ご承知の通り、ビジター桟橋のある「尾道水道」の潮の流れはきつく、狭いビジター桟橋内の水面にもその影響が強く出る。よって、シングル操船時はその最中の出入港は避けた方が無難である。今回は寒中の木曜日、さすがに「HAPPY」以外に利用艇はいなかった。

艇長が35fまでだと、ネット予約時に指定される桟橋の場所は自動的に内側海面の桟橋と桟橋の間になる。実はこの場所だと潮流がきつい時、更に先着艇がいて混んでいる時、少々緊張を強いられることになる。今回は入港時、外側の大型艇用桟橋の利用なかったので、電話であらためて照会して利用を打診して認められ、潮止まりの中、余裕の着艇となった。

今回「尾道」を訪ねたのは「尾道で船中泊する時は、行き交う船がいなくなる夜遅くまで街で呑んだらいいよ。そうすれば艇に戻ってバタンキュウ出来て、朝は猛烈な引き波がめざまし代わりになるから笑」という僚艇からの話しを聞いたからである。

いつもなら、静穏な「三原港」につけて、「尾道」に出向くのだが、なぜかその助言が腹に刺さったのである。「よし、それならその通りに過ごしてみよう」といった次第である。

因みに、真冬の寒波襲来中とあって行き交う船の数は夏シーズンと比べるとめっきり減って船中泊も快適であった。

「尾道」で食事するなら、串揚げの「一口」もしくはここ「寿司金」が私のお気に入りだが、前者は最近ミシュランブックに載ったらしく予約が難しくなっている。今回も2日前予約で満席であった。一方この「寿司金」は地元の人が日常使いで出入りする店であろうと思う。ビジターであればそっと端っこに座らせてもらう感覚が大事のように思っている。


Nio Yacht Owners' Club

仁尾ヨットオーナーズクラブ - NYOC(仁尾マリーナ)

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