皆さん、エンクロージャのショックコードが交換時期になっていませんか?
(HAPPY艇よりの寄稿記事)
ヨットの皆さんが使用するエンクロージャ(ドジャー)ですが、ボートの場合はFB(フライブリッジ)で使用されています。最近、このエンクロージャーが強風時にバタバタし始めてきました。そして、エンクロージャーの透明部分の張りが弱くなって斜めの皺(しわ)が入るようにもなりました。新艇時は振動は小刻みでその音も、張りもスッキリしていて気にもなりませんでした。
それが最近は、強風が入り込むとエンクロージャーが出す音はセールをシバーさせている時ぐらいになって、これが強風時の緊張感を否が応でも高めてしまうのです。全体の張りもそろそろ再調整が必要になって来たかなと思い始めていました。もちろん、ロールアップしている「ウインドウ」部分を閉めれば、バタバタの振幅と音は大いに鎮まりますが、そうすると視界が悪くなります。
そこで、原因を探ったところ、エンクロージャの裾部分を艇体にフィットさせるために使われているショックコード(10箇所以上)が細って引っ張り力が弱くなっていることがわかりました。全てをDIYで交換と言いたいところですが、実際には初夏クルーズから帰って「サン・ガレージ」のM君に「手空きの時で良いから…」と言って頼んでいました。
終わってみれば、材料費と手間賃込みで1万円でお釣りが来ました。NYOCメンバー各位からは、「そのくらいレラ艇を見習って自分でやるべし!」の声も聞こえてきそうですが、ショックコードの端を綺麗に熱処理する「ヒートカッター」を私は持っていません。カッターを買っても(Amazonで1万4千円位)これから先、頻繁に使うこともないので、「サン・ガレージ」さんには手間ばかりで申し訳けなかったのですが、お願いしていました。
この度、その完成報告が届き、見に行って来ました。空き時間を利用してやっていただきましたが、仕事ぶりはやはりプロ、仕上がりもとても綺麗でした。歳を重ねるに従い、こうした細かい作業を続ける堪え性がなくなり始めています。「サン・ガレージ」の存在はありがたいですね。今後とも宜しく!
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